オニフスベ


これは一体なに?うちの家からほど近い田んぼの土手で、まあるくて真っ白なボール状のものをうっづんが発見。最初はソフトボールかなんかのボールと思ったらしい。触ってみると、確かに発砲スチロールのボールかなと思えるような感覚。軽い。キノコかな?キノコだったら中に菌糸の組織があるはず。と思って割って見たら、組織みたいなものは何にもなくて、均一な真っ白な中身。はんぺんみたいなかんじ。臭いはマッシュルームみたい。やっぱりこれは人工物ではなくて、キノコかも。でも本当に何の組織もない。地面とは根というか、本当に短い髭のようなものがちょろっとあるだけ。食べれるんやろうか。気になって調べてみた。どうやらこれはホコリタケと呼ばれるキノコの一種でオニフスベというキノコらしい。まだ白いうちは食べれるらしい。あんまりうまくはないらしい。放っておくと全体が茶色になって、破裂して胞子を飛ばすらしい。そして何にもなくなってしまうらしい。ボールやと思うような大きさだったけど、もっと大きくなると、まるで人の頭蓋骨に見えるので、間違って、『 竹藪に頭蓋骨が捨てられてるー! 』とかいう通報があるらしい。